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ぶどう畑にて

 

ドメーヌに静かに響くぶどう畑の鼓動。はじまりは畑から。

伝統を尊重し、革新に臆することなく、環境と品質を常に意識し、

ひとつひとつの樹を大切に育てています。

ぶどう畑と果樹園とオリーブ畑。耳に心地よいミツバチの羽音。

大地に抱かれ暮らす、ここはまさにエデンの園。

大地に抱かれ暮らす

ぶどうという植物は、生態系が適切に保護されている環境においてのみ、その本領を発揮します。ペルシェ

のぶどう畑のほとりには500本を超すオリーブの木が育ち、草原には野花が咲き誇り、プラムやアーモン

ド、チェリー、洋梨やザクロなど、果樹も多数植えられています。まさに楽園と呼ぶべき場所。ミツバチを

はじめ、自然界において相互作用を持つ多くの動物相が、エコシステムが大切に守られているこの場所を好

んで棲み家にしています。四季折々の豊かな恵み。ドメーヌ・デ・ペルシェでは自然を深く細かく理解する

ことに努め、まさにミリ単位の緻密さで畑作業に注力しています。

 

ドメーヌ・デ・ペルシェは有機農法(AB)認証を取得。大地とエコシステムに配慮した、ホリスティックな

アプローチでのぶどう栽培です。その一環として、多様な木々を採用した生垣整備やアグロフォレストリー

事業にも力を入れています。アルチザン(職人)的なワイン造りを常に意識し、回復力に優れた環境の整

備・維持に努めています。畑表面にカバークロップを導入した草生栽培を行うことで、自然有機成分による

施肥効果が得られています。特に乾季には土中湿度の調整にも効果的で、結果、土壌の活性化につながって

います。あらゆる“バランス”の維持は、品質を追求する上で最も大切なキーワードです。自然と調和して生き

る世界の実現のために、人間は自然と対話する習慣を取り戻さなくはいけません。

 

土壌、植物、天体、人間、すべては絡まり合うように絶えず循環を続けています。この視点からも、自然界

と月の周期を参考に各種作業を実践するビオディナミが担う役割は極めて大きいといえます。プレパラシオ

ン(調合薬)とデコクシオン(煎じ薬)は、ハーブの効能で微生物に働きかけ、根系を強化させます。自然

素材のエネルギーを用いて畑の病害防除を行うため、生態系バランスを乱すことなく均質なぶどうの成熟が

期待できます。

 

以上の農法への転換を決断した最大の理由は、先代たちへの敬意であり、「自然環境に配慮したワイン造り」

を託す、次なる世代と交わした誓いでもあるのです。

Verres du domaine des Perchés au coeur des vignes conduites en agriculture biologiques et biodynamie.
環境に配慮したワイン造り

自然環境に最大限配慮した、サステナブルなぶどう栽培・ワイン造り

Grappes de raisins soigneusement récoltées à la main au Domaine des Perchés lors des vendanges d'automne

ぶどう畑のアルチザン

ドメーヌ・デ・ペルシェでは、有機農法(AB)とビオディナミを本格

的に導入しています。四季の移り変わりと月の周期に意識を向けること

で、この大地を耕してきた先代たちの“叡智”を、現代そして未来へと繋

いでいけると考えています。

 

スタッフは皆、この土地に並々ならぬ愛着を抱いています。ぶどう樹の

声に常に耳を傾け、声を掛け、日々の作業に取り組んでいます。

 

いつの時代もグランヴァン誕生の影には情熱あふれる献身的なアルチザ

ン(職人)の姿があります。熟達した手先を駆使して、冬の間は剪定に

精を出します。春になると不定芽除去や誘引作業が待っています。凝縮

性の高いぶどうに仕上げるために、芽かき作業も欠かせません。

 

区画の一部ではフランス・ローヌ地方の伝統法であるシュール・エシャ

ラ(支柱仕立て)を採用するなど、昔ながらの技術を現代に甦らせる

取り組みも行っています。確かな技術と自然環境に寄り添う謙虚な姿

勢、器用さと根気を要する作業です。

 

畑で幾度となく繰り返される匠の技。その集大成が収穫です。収穫は

手摘みにこだわり、鋭い観察眼と手先の器用さを生かして最高の状態

の果実を選び抜きます。区画ごとの個性を生かした、オーセンティック

で真摯な味わいのワインを造る、そのための努力は惜しみません。

 

陽の光を燦々と浴びる傾斜地のぶどう畑。自然の回復力を信じ、熟考

を重ね、時には大胆な挑戦を恐れないぶどう栽培。カベルネ・フラン

やプティ・ヴェルドといった従来の品種のほかに、マンサン・ノワール

やカステツ、シラー、デュラス、ジュランソン・ノワールなど、近年は

ほぼ目にすることのなかった古代品種を復活させ、また、フランス南

西部では馴染みの薄い外来品種を厳選して植えつけています。多種多様

な品種が集まるまさにぶどうのパンテオン(万神殿)です。これもま

た、他では見ることの出来ないドメーヌ・デ・ペルシェならではの取り

組みです。

 

ぶどう畑で生まれた愛すべき自然の恵みは、この後ふたたび匠たちの

手に託され、薄暗い蔵のなかでゆっくりと新たな輝きを放ちます。

精細な土壌分析データをもとに

栽培品種を厳選しています

主なぶどう品種

白ワインに使用するぶどう品種はセミヨン、ソーヴィニヨン・ブラ

ン、ソーヴィニヨン・グリ

 

  • セミヨンは熟した果実や蜂蜜のアロマが特徴的で、この品種を使ったワインはまろやかさと複雑な重奏感が印象的な仕上 がりです。

  •  ソーヴィニヨン・ブランは柑橘系果実や白い花のアロマとともに、爽やかでみずみずしい風味と活力をワインにもたらします。

  • ソーヴィニヨン・グリは、グレープフルーツやライチ、パッションフルーツ、コルシカ産ミカンを思わせるアロマを特徴とします。

 

以上の品種のアッサンブラージュから、優美で心地よい調和を奏でる白ワインが生まれます。

 

 

2023年ヴィンテージ『ペルシェ・ルージュ』

カベルネ・フラン&シラー

 

  • カベルネ・フランはワインに深みとスパイシーなニュアン    ス、そしてストラクチャーをもたらします。

  • シラーは黒系果実とメンソールのアロマが特徴的な品種です。

 

以上の2品種のアッサンブラージュからは力強く心地よい調和を奏でる赤ワインが生まれます。

 

 

ドメーヌのマイクロキュヴェ2アイテム

 

  • G P S(ジェネラシオン・ペルシェ・シュクレ):ペルシェの限定数量アイテム。セミヨンを使ったこの地方伝統の甘口白ワインです。

  • Rù(リウ):昔ながらの醸造技術にインスピレーションを得て、自由な発想から生まれたオリジナリティあふれるワインです。

 

ジュランソン、ブーシャレス、デュラス、マンサン・ノワールなど、

ドメーヌ・デ・ペルシェでは今後も新たなぶどう品種を植樹予定で

す。それぞれの品種の魅力を最大限に生かし、さらなる輝きに満ち

たワインを皆様にお届けできるように努力を続けてまいります。

原点への回帰

Le raisin est méticuleusement  récolté à la main lorsqu'il est à pleine maturité

 

テロワールを知る

 

ぶどう品種と土壌の特性を精緻に分析し、最高の栽培環境を整

えています。

  • 白ワイン用ぶどう品種は、瑞々しさとミネラル感が特徴的な石灰質土壌で育てています。

  • 赤ワイン用ぶどう品種は、芳醇さと濃厚なアロマをもたらしてくれる粘土質・礫質土壌で栽培しています。

  • 稀少品種は細分化したマイクロ区画で栽培しています。それぞれの区画特有の環境を生かしながら、丁寧に管理しています。

人の手による作業、敬う心 

この地を包み込むテロワールは、ドメーヌ・デ・ペルシェにとっ

て最も尊い存在です。収穫は手摘みにこだわり、この大地の真髄

を引き出し輝かせるために、醸造工程すべてにおいて、妥協が入

り込む余地はありません。調和を保ったぶどう畑の未来を紡ぐた

めに、生物多様性とサステナビリティの維持・向上に常に意識を

向けて取り組んでいます。

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